こんにちは。Genius Rushの笹原です。
新年度が始まり、新しい環境に進まれた方も多いのではないでしょうか。
今日は、新しい環境に早く馴染むために簡単にできるおススメのポイントをお伝えします。

※ 新卒の方、新しく管理職になられた方にはこちらの記事(『元公務員NLPトレーナー的「仕事ができる人」ってどんな人?』)もおススメです。

1 笑顔を意識する

皆さんは「笑顔の人」と「しかめっ面の人」とでは、どちらの人と一緒に居たいでしょう。
笑顔でいる人は、周りを明るくしてくれたり、元気を与えてくれたりします。
そんな人の周りには、たくさんの人が集まります。
皆がお互いを探り合うようなタイミングこそ、まずは自分が明るい笑顔でいることを心がけましょう。
また、笑顔でいることにより、自分自身の状態にもいい影響を期待できます。
NLPでは「精神と肉体は互いに影響しあう」という言葉があります。
「笑顔」というポジティブな身体の状態を保つことにより、皆さん自身の精神状態もそれにつられてよりポジティブな状態に向かう事でしょう。

2 リスペクトを示す

人は人から本質的に他の人から承認してもらいたい生き物です。この本能的な要求は「承認欲求」と呼ばれることもあります。
承認には色々な分類方法や種類がありますが、日常生活で最も相手の根源的な承認欲求を満たす承認は「存在承認」だと言われます。
存在承認」とは、ごく簡潔に言えば「その人が、現実に今ここに、ありのままのその人として存在していることを承認する。」という事になるでしょうか。
全然簡潔ではないと思われたかもしれませんね。
概念ではなかなか理解しにくいかもしれませんので、具体的にどうすればいいのかをこれからお伝えします。

(1) 名前を呼ぶ

人と会話をするとき、相手をどう呼んでいますか。
「君(きみ)」や「あなた」などの2人称や、肩書・役職名などで呼ぶことも多いのではないでしょうか。もしかしたら、「おい」と呼びかけたり「お前」なんて呼ぶことも。

自分が呼ばれて嫌な呼び方は論外ですが、多くの人相手に使える2人称や職名ではなく、時には「他の誰でもないその人自身に固有の名前」を意識的に呼んでみてください。
余談ですが、伝説の人たらしと言われた田中角栄さんは、相手の名前を覚えることを非常に大切にしていて、関係者本人の名前(当然フルネーム)はもちろん、そのご家族の名前も記憶していたとお聞きします。(これは、単に名前を呼ぶ以上の相乗効果があるのですが、長くなるので別の機会に僕なりに解説します。)

(2) 挨拶をする

その人にあった瞬間に、明るく挨拶されたら、その人から自分が今ここにいることを認識して、受け入れられていると感じませんか?
もっとシンプルに言えば、その空間に居心地の良さを感じるのではないでしょうか。
挨拶にも、存在承認の意思を伝える効果があります。
是非、皆さんから挨拶することを心がけてみてください。

(3) 笑顔で接する

1でも「笑顔を意識する」とお伝えしましたが、「笑顔」には相手への「存在承認」の観点からも非常に効果的です。

笑顔の人と過ごす時間は心地いいものですよね。
もし「笑顔は苦手で・・・」という方は、以下の2つを試してみて下しさい。

① いい笑顔の人を真似する

皆さんの周りには、いい笑顔をしている人が何人かいるのではないでしょうか。
是非そういう人を真似してみましょう。
自分自身が笑顔を作ろうとすると難しいかもしれませんが、その人と同じことをしてみると、意外と上手く真似できるものです。
そこから慣れていけば、いつの間にか自分自身の笑顔が身についてきます。

② 笑顔に人が多いところに行く

人は周りの環境から影響を受けることも多いです。
笑顔の人から囲まれていれば、自分も笑顔でいることが当たり前で、逆に不機嫌な顔をしていることに違和感を感じるようにさえなります。
笑顔になれる環境も1つは持っておきましょう。

3 コンフォートゾーンを大切にする

コンフォートゾーンとは「自分が心地いい領域(環境や状況、空間、関係性などなど)」のことをを言います。
一般的な例で言えば、自分の部屋や常連のお店、気の置けない友人と過ごす時間などでしょうか。
自分が本当にリラックスして、素の自分で居られる領域です。
最近は「コンフォートゾーンを抜けろ!」という事も多いのですが、「コンフォートゾーンをしっかりと確保する」という事もまた同じくらい大切です。
特に、新しい環境に飛び込むことは通常以上のストレスや疲労を受けやすく、精神が高揚しているためにそれに気づかないこともあります。
(そもそも、新しい環境に進むこと自体が「コンフォートゾーンを抜ける」ことにあたります。)
こういう時は、自分自身をリラックスさせ、休ませることが出来るコンフォートゾーンを守り、いつでもそこに帰れるという意識を持つことも大切です。

4 まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は新しい環境に早く馴染むためのポイントを3つご紹介しました。

1 笑顔を意識する

2 リスペクトを示す

3 コンフォートゾーンを大切にする

この3つを実践して、ますますご活躍されることをご祈念いたします。

 

5 お知らせ

4月から新しい環境に進むコーチ仲間の香さんのブログです。
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