こんにちは。Genius Rushの笹原です。

色々な機会に触れてお伝えしていますが、Genius Rushでは「柔軟性」をとても大切にしています。
今日は、自分自身の柔軟性を高めるために簡単に試すことができるポイントをご紹介します。

柔軟性を高める方法

1 柔軟性とは

「柔軟性」という言葉は耳にする機会が多いと思いますが、実際に「柔軟性がある人」とはどんな人を思い浮かべるでしょうか。

「状況によって方法を変えることができる人」、「色んなやり方を使い分けることができる人」と言った人物像を思いうかべる方が多いのではないでしょうか。

では、逆に「柔軟性が無い人」とはどんな人でしょう。

「自分のやり方にこだわって、他のやり方を使わない人」、「今までの方法を変えない人」といった人物像が思い浮かぶでしょうか。

この「柔軟性がある人」と「柔軟性が無い人」のイメージを比べてみると、「柔軟性」のポイントが見えてきます。

Genius Rushでは、「柔軟性」とは「ある事柄に対して複数の選択肢(考え方や方法)を持っていて、かつ、その中から何をするかを自分で選択できる状態、能力」と考えています。

これから、この「柔軟性」を高めるために、実際に使える方法をお伝えしていきます。 

2 この頃はやりの○○体験

「多様性」や「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことが大切な価値とされている現代において、様々な状態を実際に「体験」できる機会が増えてきています。

例えば、お父さんの「妊婦体験」や、健常者の「障がい者体験(弱視体験等)」です。

これらの体験によって、「相手の状況を実体験として理解し、相手の立場に立って考えて行動するきっかけになる」という効果が期待されています。

これらの体験の実際の効果測定は、データの数が少なかったりして、まだまだ検証が必要なようですが、僕も体験した経験上、「相手の状況を実体験として理解」する役には立ったと感じています。

3 相手の視点で考える

柔軟性を高める上で「様々な視点で物事を捉える」という能力は非常に大切です。

「1つの視点」しか持っていないと、物事の判断が偏った不公平なものになってしまったり、関係者全員がwin-winになる可能性のある選択肢を排除してしまうことになりかねません。

分かりやすい例で言えば、自分の視点しかもたず、自分の利益ばかりを考えるようなことが起こりえます。

(余談ですが、世の中の争いの大半はこれが原因のような気がしています。)

これを防ぐうえで、「相手の立場、相手の視点」に立ってみることは非常に大切です。

そして、この「相手の立場、相手の視点」に立つうえで、最も分かりやすくて効果的なのが、実際に相手の立場を体験してみることです。

その観点から、前述のような体験は効果的だと考えれられます。

ただし、全ての相手の状況を実際に体験することは現実的には困難です。

そこで、皆さんんが現実生活でも使えるお手軽で簡単な方法をご紹介します。

4 あなたならどうする?

簡単に言えば、何かを考える、決める際に「もし、自分が相手の立場だったらどう考えるだろう。どのように感じているだろう。」と常に意識して自問自答し続けることです。

「相手の立場で考える」とは、コミュニケーションでよく言われることですが、やはりそれだけ大切で効果的です。

その際には「常に」「意識して」「自分に問いかける」ことがポイントです。

もし可能であれば、後ほど相手に答え合わせをしてみる(あの時、どんなこと考えてた?感じてた?等)と、なお効果的です。

(相手との関係性もありますので、答え合わせする際は要注意。その都度、相手の立場に立って考えてみましょう。)

たったこれだけで、1か月後には自分の視点が大きく広がっていることに気が付いていただけるでしょう。

5 神様になってみよう

「柔軟性」を高める上でたくさんの視点を持つことが大切で、まずは相手の視点に立ってみることが効果的と話してきましたが、もう1つゲーム感覚で試していただきたいのが「自分のことも相手のことも遠い空の上から見ている神様だったらどう見えているっだろう。」と自分に問いかけてみてください。

自分の立場、相手の立場とはまた一味違った見え方を体験できるかもしれません。

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