こんにちは。Genius Rushの笹原です。

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対人支援や組織開発支援をしていると、「人の悩みの大半は人間関係」という言葉を実感します。

それほど、コミュニケーションに関する悩みや相談は実際に多いです。

例えば「自分の言っていることを全く理解してくれない。」「自分の意図が伝わらない。」といったものや、「相手が何を考えているのか分からない。」「相手の言っていることを理解できない。」といったお悩みです。

ビジネスシーンに限らず、生活のあらゆる場面でこういった経験をされた方は多いのではないでしょうか。

今日は、そのお悩みを解決するためのコツをお伝えしていきます。

今日は、NLPの前提の中でも、特に基礎的な考えである「地図は領土ではない」について解説します。

1 地図は領土ではない

NLPには「NLPの前提」という10数条の基本的な考え方リストのようなものがあります。

その中でも、NLPの基本的な考え方を支えている「地図は領土ではない」という前提があります。

ごく簡単に説明すると、私たちが「現実」として認識しているものが必ずしもそのままの真実ではなく、自分自身の主観や過去の経験を通して形成された「地図」にすぎない。というような意味です。

余計に意味が分からなくなった人もいるかと思いますので、さらに詳しく説明していきます。

まず「領土」とは何でしょう。ずばり、ありのままの世界そのものです。

これに対して「地図」とは、その現実を自分の価値観や経験といったフィルターを通して捉えた解釈を通して、脳の中で再構築された世界です。

具体的に言えば、駅からコンサート会場までの地図を書いた場合、現実世界は1つの形しかありませんが、その現実世界に基づいて書いた地図は人それぞれ、100人いれば100通りの地図が出来上がります。

ある人の地図には信号やガソリンスタンドが記載されていますが、ある人の地図には信号やガソリンスタンドの記載は全く無く、コンビニやファストフード店が記載されているかもしれません。

またある人の地図にはブランドショップが多く記載されていることもあります。

同じ現実世界に居ながら、人の頭の中ではそれぞれ自分なりの地図が出来上がっていて、大半の人はその「自分なりの地図」「世界そのもの=領土」だと認識しながら生活をしています。

つまり、「皆さんの頭の中で世界そのものだと思っているもの=地図」「世界そのもの=領土」とは違うものだという事を「地図は領土ではない」という一文で表現しているという事です。

2 それってあなたの地図ですよね?

「地図は領土ではない」という考え方を受け入れることができると、「自分の見方が唯一の真実ではない」、「その人にはその人の地図がある」という事に気が付くことができます。

つまり、「自分の地図」と「相手の地図」は違うかもしれないという前提で人とコミュニケーションを取れるようになります。

相手の意見が自分と異なる場合、まずは「なぜこの人はこのように感じるのだろうか」と思いを巡らせ、対話を通じてその背景を知ることが大切です。

これはなにも考えずに相手に同意するという意味ではなく、相手の見方がどのようにして生まれたのかに興味を持つことが大切です。

3 「地図は領土ではない」を実践するための3つのポイント

ここからは、実際に「地図は領土ではない」という事を活用して、コミュニケーションの質を上げるためのポイントをお話ししていきます。

(1)柔軟な視点を持つ

自分の地図に固執せず、相手の視点や価値観にも目を向けることが大切です。

「自分の意見(=地図)が正しい」という固定観念にとらわれず、他者の考えに耳を傾けることで、対話が生まれやすくなります。

お互いに違う地図を持っているからこそ、新しい発見があるかもしれません。

(2)相手の地図を知る

相手の考え方や価値観に触れるためには、「どうしてそう感じるの?」とオープンな質問をすることが有効です。これにより、相手の考え方や価値観(地図)が明らかになり、誤解や対立を避け、共感が生まれる可能性が高まります。

もちろん、自分の地図を相手に分かりやすく丁寧にお伝えすることも同様に大切です。

(3)相手の地図を尊重する

相手の地図を無理に自分の地図に合わせようとせず、相手の考え方や価値観をそのまま尊重することが重要です。

相手の地図をそのまま認める姿勢を持つことで、信頼関係が築かれ、相手との深い理解が得られるようになります。

なお、NLPの前提の中で最も基本的な考え方は「相手の世界観を尊重する」というものです。これはつまり、「相手の地図を理解し、尊重する」と言い換えることもできます。

4 まとめ

「地図は領土ではない」という前提を意識することで、他者との対話がより柔軟で建設的になります。仕事におけるチーム間の連携や、家庭内での会話、友人関係においても、この考え方が有効です。人間関係ではつい自分の地図だけで判断してしまいがちですが、他者の地図を理解しようとすることで、相手への共感が生まれ、対立や摩擦が和らぎます。

「地図は領土ではない」という前提を心に留めておくことで、自分とは異なる視点や価値観を受け入れやすくなり、人間関係がより豊かで充実したものになります。他者の地図を知り、それを尊重することで、新しい視点や成長の機会を得ることができるでしょう。

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