こんにちは。Genius Rushの笹原です。
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このシリーズでは、コーチングの現場で役立つNLPのスキルTOP3の2つまでご紹介してきました。
過去記事はこちらから↓
『コーチングの現場で役に立ったNLPスキル~現役プロコーチ兼NLPトレーナー的TOP3~』
コーチングの現場で実際に活用できるNLPのスキル個人的TOP3 ~その1 肯定的意図~
コーチングの現場で実際に活用できるNLPのスキル個人的TOP3 ~その2 チャンクサイズ~
そして3弾目となる今回は「リフレーミング」をご紹介します。
1 チャンクサイズとは?

NLPでいう「チャンク」とは、情報の塊(かたまり)を意味します。
チャンクには大きさがあり、大きいチャンクほど抽象的・広範囲、小さいチャンクほど具体的・詳細になります。
たとえば「自動車」という話題でも、「ト〇タのプリ〇ス」という具体的な車種は小さいチャンク、大まかに「移動手段のひとつ」と考えると大きなチャンクです。
NLPではさらに、情報の抽象度を上げていく(チャンクサイズを大きくする)ことを「チャンクアップ」、情報を具体化していく(チャンクサイズを小さくする)ことを「チャンクダウン」、同じチャンクサイズの別の情報に移動することを「チャンクラテラル」と呼びます。
(チャンクサイズの詳しい説明は、こちらをご覧ください。)
2 コーチングでチャンクサイズが重要な理由
チャンクサイズを自由にコントロールすることは、思考の視座・視点を自在に行き来させるための基盤となり、コーチングにおける「柔軟性」を高めます。
コーチングではクライアントの言葉を構造的に捉え、質問によって視点を上下させることが有効です。
例えば悩みの細部にばかり集中しているときは、チャンクアップしてより大きな目標や価値観を探ります。
逆に、漠然とした目標ばかり語っている場合は、チャンクダウンして具体的な行動や問題点を明確にします。
これにより、クライアントが無意識にとらわれている視点や世界観に気付きやすくなり、柔軟に思考を切り替えることができます。
3 コーチングでの「チャンクサイズ」の使い方
実際のコーチングセッションの場面では、チャンクサイズを意識して質問やフィードバックを行います。
ここからは、具体的なステップを見ていきます。
(1)俯瞰(チャンクアップ)の問いかけ
まず最初は、話の全体像や目的に目を向ける(=チャンクアップ)関わりをします。
たとえば、「その先にある本当の目的は何でしょうか?」「そうすることで、どんな状況を手に入れたいのですか?」「なぜそのように考えているのでしょう?」のような問いかけをし、大きな視点や可能性を提示します。
(2)具体化(チャンクダウン)の問いかけ
クライアント自身が本来の目的に納得出来たら、具体的な内容を掘り下げる質問をします。
例えば、「それを達成するためには、どんなマインドが必要ですか?」「どんな能力やリソースが必要ですか?」「まず何をいつまでに行えばいいですか?」のように尋ね、詳しい計画や行動を引き出します。
(3)チャンクサイズの行き来
とはいえ、クライアントは自分のチャンクサイズを理解していることは稀ですし、状況によっては自分が嵌っているチャンクサイズから抜け出すことを拒んでいるような場合もあります。
また、個人の特性によって、特に好むチャンクサイズを持っている人もいます。
コーチは、今の相手の思考のチャンクサイズを的確に見極め、そのチャンクサイズを自由に行き来できるようにコミュニケーションをデザインする必要があります。
4 チャンクサイズを活用する際の注意点
前述しましたが、クライアントによっては、特に好むチャンクサイズを持っていたり、状況によっては自分が嵌っているチャンクサイズから抜け出すことを拒んでいるような場合もあります。
こういう場合は、無理にクライアントにチャンクを変えようとするのではなく、まずは今のクライアントのチャンクサイズに合わせて、そこから徐々にそのサイズを変えていくという関わりをすることが大切です。
また、過度にチャンクアップやチャンクダウンをしすぎないことも大切です。
チャンクアップしすぎると、本人が自分事として捉えにくくなる場合があります。
逆に、チャンクダウンしすぎると、問題の本質を見失う可能性が高くなってしまいます。
5 本気でNLPとコーチングを理論×実践で学ぶ
今回は「コーチングの現場で実際に活用できるNLPのスキル個人的TOP3 ~その2 チャンクサイズ~」というテーマで、実践レベルで活用できるNLPの「チャンクサイズ」を基本的な理論と実践の両面から解説しました。
しかし、本当に実践でこの「チャンクサイズ」を使いこなすためには、注意点もたくさんあります。
GeniusRushではよりクラアントへ効果的なセッションをしたいと本気で考えているコーチの皆さんに向けて、NLP講座(全米NLP協会認定プラクティショナーコース)を提供しています。
ブログではお伝えしきれない幅広いNLPの考え方やスキルを、重層的に全てが繋がりを持っていると理解できる内容で、それを受講者自身がクライアントとして体験できる構成にしています。
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