こんにちは。Genius Rushの笹原です。
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前回は「なぜNLPがコーチングに役に立つのか?」という内容を掲載しました。
今回からは、3回に分けて実際にコーチングの現場で実際に活用できるNLPのスキル個人的TOP3をご紹介していきます。
TOP3の第1弾は「肯定的意図」です。

1 「肯定的意図」とは何か?
NLPの基本的な考え方を示している「NLPの前提」の中に、「その人の行動はその人自身ではない」という一文があります。
ごく簡単に言えば、その人が取っている「行動」だけでその人の「人間性」を判断することはできない。その人のとある「行動」1つを捉えて、その人の「人間性」を決めつけてはいけない。という意味です。
たとえば「つい食べ過ぎてしまう。」という行動をもって、「この人はだらしない人間だ。」というような決めつけをしないという事です。
NLPのニューロロジカルレベルで言えば、「スピリチュアルレベル」「自己認識(アイデンティティ)レベル」と「行動レベル」を分けて捉えるという事になります。(ニューロロジカルレベルについては、こちらの記事も参照ください。)
そして、NLPその「行動」の裏には、「その人」が「自分にとって必要な何かを手に入れたい」とか、「自分にとって大切な何かを守りたい」という意図が必ず存在すると考えます。この「自分にとって必要な何かを手に入れたい」とか、「自分にとって大切な何かを守りたい」という意図が「肯定的意図」と呼ばれるものです。
先程の「つい食べ過ぎてしまう。」という行動の裏には
「仕事が終わってホッとできるのがその時間」
「誰にも邪魔されず、自分を甘やかせる瞬間がほしい」という想い。
つまり、“安心したい”“満たされたい”という意図がそこにあったりします。
2 コーチングに「肯定的意図」の視点が必要なわけ
コーチングの現場で「肯定的意図」を意識するかどうかで、クラアントとのコミュニケーションの深さは大きく変わってきます。
すべての行動には、その人なりの大切な意図がある。
この視点があるだけで、のクライアントの言動に対してコーチが「なんでそんなことをするの?(またはしないの?)」という評価やジャッジをする意識が低くなり、「この人はどんな思いで、そうしているのだろう?」という、クラアントその人に対する健全な好奇心をベースとしたコミュニケーションモードに入ることができます。
そして、クライアントが自分の意図を見つめ、「ああ、自分はこういう想いを持っていたんだ」と気づくとき、その場には静かで穏やかな肯定感が広がることがあります。
クライアントの「自分も気づかなかった、または目を瞑ってきた本当の感情や価値観を本気で一緒に探してくれた。それを共有できた。受け入れてもらえた。」という体験がコーチとクライアントの信頼関係を強固なものにしてくれます。
また、クライアントの肯定的意図が明らかになると、クライアントの行動を無理やり変える必要がなくなります。
大切にしたい意図はそのままに、それをよりよい形で表現できる行動を一緒に探す。
これが、NLPにおける変化のアプローチです。
だからこそ、表面的なテクニックに終わらず、クライアント自身の内側からクラアント自身の意思で変化が起きてきます。
そして何より、「肯定的意図を尊重する」ということは、単に行動を理解することではなく、その人の「歴史」や「人間性」そのものに敬意を払うことでもあります。うまくいかなかった過去も、繰り返してしまう癖も、その奥にある願いや価値観に光を当てる。
そしてそれは、GeniusRushが最も大切にしているNLPの前提「相手の世界観を尊重する。」につながる考え方であり、手法でもあります。
3 コーチングでの「肯定的意図」の使い方
では実際に、コーチングの中で「肯定的意図」をどう活かしていけばいいのでしょうか。
ここでは現場で使える3つのステップをご紹介します。
(1)クラアント自身が意図を発見する
まずは、今の行動の裏側にどんな願いや価値があるのかを探っていきます。
たとえば、コーチからの質問が効果的です。
「その行動を選んだとき、どんな気持ちが満たされていましたか?」
「そのやり方には、あなたにとってどんな意味があるんでしょう?」
「それをする(しない)ことで、あなた自身はどう感じますか?どうなりますか?」
するとクライアントは、「ああ、自分は◯◯を守ろうとしていたんだ」「◯◯が欲しかったんだ」と、自分の奥にある意図に気づき始めます。
(2)まるごと受けとめる
意図が出てきたら、それを評価や判断をせず、その人にとってとても「大切なもの」としてそのまま受けとめます。
「それが大事にしてきた価値観なんですね」
こうした言葉が、クライアントにとっての“安心の土台”になります。行動を否定せず、意図=その人の「歴史」や「人間性」そのものを尊重する姿勢があるからこそ、次のステップへの信頼感が育まれます。
(3)意図を活かして選択肢を増やす
意図が明らかになったら、「その意図を達成するために、もっといいやり方があるとしたら?」という視点で、新しい行動の選択肢を一緒に考えていきます。
たとえば、「“安心したい”という意図を達成するにはどうしたらいいだろう?」「どうなったら”安心した”と心から感じられるのだろう?そのためにはどうしたらいいだろう?」という問いかけをしながら、クライアントの行動レベルまで掘り下げていきます。
こうしてクライアント自身が、“自分の意図としっかりと繋がった状態”で変化を起こす準備を整えていくのです。
そしてこの「新しい選択肢」を考えるというプロセスそのものが、クラアント自身が自分の柔軟性を高めるという観点でも非常に効果的です。
4 NLPとコーチングを理論×実践で学ぶ
今回は「コーチングの現場で実際に活用できるNLPのスキル個人的TOP3 ~その1 肯定的意図~」というテーマで、実践レベルで活用できるNLPの「肯定的意図」を基本的な理論と実践の両面から解説しました。
しかし、本当に実践でこの「肯定的意図」を使いこなすことは難しいと感じられるかもしれません。
GeniusRushではよりクラアントへ効果的なセッションをしたいと本気で考えているコーチの皆さんに向けて、NLP講座(全米NLP協会認定プラクティショナーコース)を提供しています。
ブログではお伝えしきれない幅広いNLPの考え方やスキルを、重層的に全てが繋がりを持っていると理解できる内容で、それを受講者自身がクライアントとして体験できる構成にしています。
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