2026年、明けましておめでとうございます。
新しい年のはじまりに、GeniusRushの「これまで」と「これから」をお話ししたいと思います。
世の中が「目標」や「成長」という言葉で満ちていくこの時期。
僕自身は今、その喧騒から一歩距離を取った場所に立っています。
1 自分自身の迷いと葛藤
プロとして活動を始めた当初から、僕は「ただ人を前に進ませること」の限界を感じていました。
本来の自分自身がどこにいるのか。
客観的に見て、今の自分の立ち位置はどこか。
それを把握しないままの加速は、時に人を迷わせることも経験則として知っていたからです。
だからこそ、NLPという「脳の取り扱い説明書」と、自分自身の経験知を手に構造を読み解き、様々な理論とスキルを駆使しながら、クライアントや世界の構造を読み解き、言語化をしながら、僕は常に、クライアントが自分自身の本質と向き合うための時間を大切にしてきました。
それは必要なプロセスでしたし、その鋭利な技術はいまも僕の中に確かに残っています。
ただ、ずっと心のどこかに、小さな違和感が消えずにありました。
それは、僕が「コーチ」や「NLPトレーナー」という肩書きを背負えば背負うほど、世の中からは「答えをくれる人」や「加速させてくれる人」という役割を期待され、僕自身もその枠組みに自分を当てはめようとしていたからかもしれません。
2 迷いと葛藤の先に
「自分を頼ってくれる人たちは、 そして僕自身も何者かであり続けなければならないという緊張や義務感を、心の奥底にずっと飼い続けてきたのではないか」
期待に応え、成果を出し、役割を完璧に演じる。
能力や才能を豊富に持っているからこそ生まれてくるその光を強めるほど、「歩みを止めたら自分には何も残らない」という、深い場所にある影もまた、色濃くなっていく。
そんな違和感を丁寧に見つめ直し、ようやく言葉にできたのが、昨年の暮れのことでした。
3 「出来る」の先にある「何もしない」という存在
今の僕が目指しているのは、 単純に人を加速させることではなく、 僕自身がただ、静かで、深く、澄んだ「水」であり続けること。
相手の言葉や身体の微細な反応から、その内面の動きを静かに観測し、 「こうあるべき」という決めつけを脇に置いて、 ただ、その人が自分に還っていくための場所を、守り続けること。
・何かを起こそうとしない。
・引き上げようとしない。
・方向づけもしない。
けれど、その澄み切った水に身を浸したとき、 人は自分の中に眠っていた本来の自分の姿を、 外側からの働きかけよりもずっと自然な形で、思い出していきます。
それは「自分を甘やかす」「楽になる」ための時間ではありません。
むしろ、本来の自分をごまかせなくなる時間、強いストレスや緊張を伴う時間かもしれません。
4 何者でもない自分へ
「何者かになろうとする人」 あるいは、すでに「何者かになってしまった人」が、 一度その強くて重い鎧を下ろし、ただの自分に戻る。
そうした「何も無い対話の空間」が、ここに現存しているということ。
それを必要とする人に、必要なタイミングでお知らせすること。
それが、これからの僕の義務であり、覚悟だと思っています。
本来の自分を裏切ってまで、無理に前へ進まなくてもいい。
その「前」は、もしかしたら、自分にとっての「前」ではなく「後ろ」かもしれない。
無条件に「前」に進むのではなく、
一度立ち止まり、自分を迎えに行く。
そのほうが、結果として「次に向かうべき方向」が、 驚くほど鮮やかに、内側から立ち上がってくる事例を、僕は何度も目にしてきました。
2026年、Genius Rushは 「何者でもない自分に戻るための場所」として存在し続けたいと思います。
今年もまた、 誠実な対話を重ねていけることを願っています。
5 本来の自分に戻るための対話の時間を、必要とする方へ
この文章を読んで、言葉にならない「波紋」が胸に広がった方へ。
ブログの感想を添えてくださった方へのお礼として、 最大90分の1on1セッションをお受けしています。
ここでは、 何かを教えることも、 あなたを変えようとすることも、 正解を示すこともありません。
ただ、今のあなたの中にある考えや感覚を、そのまま言葉にして置いていく時間です。 整理される人もいれば、何も変わらず、そのまま日常に戻る人もいます。 それで構いません。
「何者でもない自分」に戻る時間が、 今は必要だと感じた方だけ、問い合わせフォームからお知らせください。
ご相談項目は「コーチングセッション(人生)」 ご相談内容にブログの感想と、「体験セッション希望」と入力ください。
※ お一人様1回限りです。
6 お知らせ
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