三歳孩兒雖道得 八十老人行不得

こんにちは。
GeniusRushの笹原です。
いきなり難しい漢字が並んで驚いた方もいらっしゃるかもしれませんが、ご安心ください。
これから分かりやすく説明していきます。
これは、先日、とある禅宗の古刹のご住職さんからお話いただいた言葉で、僕自身が「学ぶ、成長する」とういことについて改めて考えさせられるものでした。
今日は、この「三歳孩兒雖道得 八十老人行不得」から学んだことをご紹介します。

1 仏の教えとは?

「三歳孩兒雖道得 八十老人行不得(三歳の孩児も道い得ると雖も、八十の老人も行ない得ず)」という言葉ですが、禅宗に伝わる話(『伝灯録』)だそうです。
以下、ストーリーの概要です。
唐の時代に、白楽天(本名の白居易という呼び方の方をご存じの方もいらっしゃるかもしれません)という官僚(有名な詩人でもあります)がいました。
ある時、その白楽天が高名な仏教の僧と出会い、その僧に「仏教の教えとはどういうものか、簡単に教えて欲しい。」と声をかけました。
すると、その僧は「悪いことをしてはいけない。善い行いをしなさい。」と答えます。
これに対して、白楽天「そんなことは3歳の子供でも道える(言える)ことだ」と返します。
この白楽天の言葉に高僧が返したのが、冒頭の「三歳孩兒雖道得 八十老人行不得(三歳の孩児も道い得ると雖も、八十の老人も行ない得ず)」です。
現代語訳すれば、「3歳の幼児でも知っていることであっても、80歳の老人になっても実際に行うことは難しいものだ。」

2 NLPの師匠から学んだこと

GeniusRushでは、「実践、実行」という事を非常に大切にしています。
コーチングセッションで「行動」までサポートすることはもちろんですが、NLPを教えるセミナーでも必ずお伝えしています。
これは、実際に僕自身が大きな変化や成果を得ることが実体験と、それを支えてくれたNLPの師匠の教え・言葉がもとになっています。
僕のNLPの師匠が教えてくれた、成功に導く言葉
とにかくやってみよう
とてもシンプルですが、この一言にNLPの全てが凝縮されていると言ってもいいほど、深い意味のある言葉です。

3 とにかくやってみる

色んな節目やきっかけで、目標を設定したり、新たな勉強を始める人はたくさんいます。
ですが、残念ながらそれをやり切る、実際に使うところまで進める人はあまり多くはありません。
その原因は色々と考えられますが、意外と「やってみる」と上手く行ったり、たとえ最初は上手く行かなくても、修正ポイントが見つかったり、他の方法が思いついたり、何かしらの変化が起こることが多いです。
逆に、いくら良い目標設定や勉強をしても、実際にやってみないと、何も変化は起こりません。
ぜひ、「三歳孩兒雖道得 八十老人行不得(三歳の孩児も道い得ると雖も、八十の老人も行ない得ず)」を念頭に置いて、シンプルにとにかくやってみましょう

4 自分以外の力も活用する

とはいえ、とにかくやってみることを継続し続けることは、自分一人では大変な時もあります。
そんな時は、一人で抱え込まずに自分以外の力も活用しましょう。
皆さんの周りにも、皆さんが必要としている力や才能をお持ちの方が必ず居るはずです。
もし誰もいないと思うことがあれば、それは自分が気づいていないだけかもしれません。

5 お知らせ

NLPやコーチングを学び、提供している人達の中には、継続的にクライアントさんに伴走しながら、やり続けて、変化する。」ということを大切にしている人もたくさんいます。
知り合いや周囲の人には中々相談しにくいという事もあるかもしれません。
そんな時は、こういった人たちの力も活用してみましょう。

(ちゃんとした人であれば、必ず守秘義務について説明をしてくれるはずです。)
僕が学んだコーチングスクールでは、このようなコーチをご紹介しています。
コーチをお探しの方は一度ご覧ください。
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