こんにちは。Genius Rushの笹原です。

コーチングをしていると、「こんな自分が嫌だ」とか、「こんな自分と決別したい」というようなご相談をいただくことがあります。
今日は、「自分が嫌い」をテーマに、Genius Rushのコーチングに触れていきます。

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行動を変える罠

1 自分の何が嫌い?

そのご相談を詳しく伺っていくと、「こういう時にこういう行動を取れないのが嫌だ」とか、「こういうタイミングでこういう行動をしてしまうのが嫌だ」といいうところにたどり着くことが多いです。
こういう時に僕がいつも思うのが、それは「自分を嫌い」なのではなく、「自分が取りがちな行動が嫌い」という事じゃないのかなと。
この場合は、「自分の嫌いな行動」を「好きな行動」に変えればよいという事になります。

2 「嫌いな行動」から自分の大切なものを知る

僕のセッションを希望されるクライアントさんの中には、これまで何度もコーチングで「行動」を変えてみたが、いつの間にかまたいつもの「嫌いな行動」を取ってしまう。という体験をされてきた方もたくさんいらっしゃいます。
恐らく、その方々が受けたコーチングでは「行動を変える」ことを目的として、とにかく「行動」に注目していくコーチングを受けてこられたものを推測されます。
このような場合、Genius Rushでは、「行動」を変える際に、実はあまり「行動」にはフォーカスしません。60分のセッションだとしたら、いいとこ15分くらいでしょうか。
むしろ、時間をかけてクライアントさんにお聞きするのは、「つい無意識的に取ってしまう嫌いな行動」をとることで、「本人が何を得られているのか。」、「守られるものは何か。」という事です。
これが、その人が本当に「欲しいもの」「大切にしているもの」と直結していることが多いです。
例えば、業務多忙な人が「家でゲームばかりをしてしまう。」という事例があったとします。
この「家ではゲームをしてしまう。」を一緒によく考えてみると、「仕事のことを忘れて、リラックスしたい。心穏やかになりたい。」というのがその人が「本当に欲しいもの」、「守りたいもの」だったというような感じでしょうか。
Genius Rushでは、この「クライアントが本当に大切にしているもの、守りたいもの」を一緒に見つけていく過程をとても大切にしています。

3 本当にやりたい行動は?

「クライアントが本当に大切にしているもの、守りたいもの」が見つかったら、これを手に入れるため、守り抜くために率直にやってみたいことを一緒に考えます。やっと、「行動を変える」ことにフォーカスしていきます。
本当に自由に色んなパターンを一緒に話してみます。
先程のゲームの例では、「お風呂に入る」とか、「仕事の関係のない人とすごす」とか。もしかしたら、「仕事を簡単に終わらせられるようにリスキリングする」というような発想も出てくるかもしれません。
その中から、クライアントが本当にやりたい行動を決めていきます。

4 クライアントの相棒として

この方法で行動を変えると、これまで何度変えても元に戻ってしまった行動が、元に戻らなかったというご報告をたくさんいただきます。
「行動」とは、その人の色々な要素が絡み合って表面に出てきたものです。
Genius Rushのコーチングはクライアントの表面だけではなく、その奥にある本質に一緒に向き合う時間を大切にしています。
クライアントの相棒として。
クライアントの大切なものを一緒に大切にしていきます。

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