こんにちは、Genius Rushの笹原です。
Genius Rushは2023年4月1日から事業を開始しましたが、僕は2023年3月31日まで、地元の市役所で地方公務員として17年間働いていました(Genius Rushホームページ参照)。
全国的に見れば、公務員の退職は増加傾向にあるようですが、とはいえ公務員を退職する人はまだまだ少ないですし、退職後すぐに起業するのはさらに少数派です。
そんな背景もあってか、現役の公務員の方から「公務員の退職」についてお問い合わせいただくことも多いです。おそらく、退職、転職を視野に入れている公務員は相当数いるのではないかと思っています。そんな皆さんのお役に少しでも立てればいいなと思い、僕自身の公務員退職について今後何回かに分けて掲載していきたいと思います。
その第1弾として、今日は僕が公務員を辞めた理由(ポジティブ編)について書いていきます。
※ 今回の内容は、あまりにも仕事がキツくて今すぐ辞めたいとか、精神的に本当に追い詰められていて辞めたいという方へ向けたものではありません。
本気でツラくて今すぐ辞めたいと感じている公務員の方は、これを読む前に誰か信頼できる人にすぐに相談してください。すぐに思い当たる人がいない方はすぐにGenius Rushへご連絡ください。(無料体験コースを活用ください。まずは僕と話をしましょう。)
退職理由3選(ポジティブ)
それでは、早速それぞれの内容を確認していきましょう。
1 他にやりたいことができたから
退職理由の中で、これが一番大きなものです(ポジティブ編、ネガティブ編を通じて)。
僕は現在プロコーチとして、NLPトレーナーとしてクライアントさんや受講生が前に進むための支援をしていますが、最初から公務員を退職して起業する目的でこの勉強を始めたわけではありませんでした。
そもそもは、公務員時代に与えられた仕事でより大きな成果を上げるために勉強を始めたのがNLPであり、コーチングでした。そして、それを使って自分の仕事だけでなく、周りの人の支援をするうちに、これをライフワークにしたいという気持ちが生まれてきたのが退職を本格的に考え始めたきっかけでした。
他にも理由はたくさんありますが、究極的には、これが無ければ退職を決断することは無かったと思います。そして、「やりたいことは公務員のままで実現する実現することは困難だった(相当の根気と時間をかけて調整すれば可能だったかもしれませんが、退職した方が早かった)から退職した。」というのが率直な感覚です。
ですので、退職するにあたり何か大きな決断をしたというわけでも無く、当時の状況に置いて、自分が本当にやりたいと思ったことをやるためには、公務員を退職して起業するのが最も自然な流れだったというのがリアルです。(なので、周りの猛反対とか、職場からの引き留めや嫌がらせみたいなドラマチックな展開は一切無いです。驚かれはしましたが・・・。)
※ もちろん、そういったドラマチックな展開にならないように色々と僕自身も留意していたことはいくつかあります。こちらについては、別記事にて掲載します。
2 市役所でやりたいことはやり切ったと思えたから
僕が公務員になったのは、正直なところ成り行きというか、家から近くて転勤がなかったからというものでした(仕事はきちんとしました!)が、公務員として働き、色々と勉強するうちに、「地方が元気にならないと、日本が真面目にヤバい!!」ということをリアルな肌感覚として感じるようになってきました。
そして、まずは自分のいる地方を元気にするために出来ることをやろう!と決めました。
そんな中で、NLPやコーチングを学び、多くの方の協力を得ることもでき、結果としてこの地域を活性化し、20年後30年後につなが仕事ができたと思える成果(ごく簡単に言うと、企業誘致と企業支援による良質な雇用の創出)を出すことが出来ました。職場からも、現行制度で最高の評価をいただきました。
本当に、大きな目標を達成しきったという状況です。
そうなったときに、自分が次に取り組みたいことは何だろうと考えました。
よくよく考えた結果、1の理由につながりますが、それは市役所の中にはありませんでした。
一見すると、燃え尽き症候群とも似ているようですが、個人的な感覚は全く違い、次の燃えるポイントがたまたま外にあったという感覚です。
ですので、退職する理由が出来たというよりは、市役所に勤務し続ける理由がなくなったという方が感覚的には近いです。
3 他に見たい世界ができたから
公務員として働く中で、そしてNLPやコーチングを学び、実践していく中で、たくさんの人達と出会うことが出来ました。
その中には、より良い社会のために何ができるのかを考え、行動を続けていく人たちもたくさんいます。しかも、無私や自己犠牲というような感覚ではなく、「世のため人のため」と「自分自身や組織の利益」がきちんと結びつく形を目指して。
こういった人たちに囲まれる中で、自分が見たい世界が変わっていきました。
結果、その世界(少しでもそれに近い世界)に身を置くと決めて、今に至ります。
最後に
今日は、僕が公務員を退職した理由のポジティブな3つを紹介しました。
あまり参考にならなかったかもしれないですが、本気で「退職・起業」を考えるなら、ポジティブな理由は必ずあった方が良いです。
理由は別記事にて書きますが、ネガティブな理由しか出てこない場合は、肩の力を抜いて、時間をおいてからもう一度「なぜ退職したいのか、転職したいのか」を考えるのも一手です(何度も言いますが、本気でツラくて今すぐ辞めたいと感じている方は除く)。
もちろん、僕の退職理由には、ネガティブなものもそれなりにはありますので、次回は「僕が公務員を辞めた理由(ネガティブ編)」を書きます。
お知らせ
僕のコーチングの師匠であり、国際コーチ連盟(ICF)認定マスターコーチ(MCC)の稲垣陽子さんから、コーチとして紹介していただきました。
僕と同門の信頼できるコーチの皆さんも紹介されていますので、是非ご覧ください。
※ Genius Rushでも随時コーチングのクライアント様を募集しております。詳しくはホームページをご覧ください。